カフェフィガロ

放送日:2007/06/12 & 06/19

ピアニスト 門光子さん & 音楽プロデュサー 笠原孝夫さん - 林田直樹のカフェフィガロ

今回は、ピアニスト 門光子さんのアルバム「ACROSS THEUNIVERSE ~嘆き、祈り、そして踊る・・・」をご紹介します。 日本では、幻のピアノと呼ばれてる「ファツィオリ」を使ってのレコーディングについて詳しくお聞きしていきます。


プロフィール

門 光子さん
高校の音楽教師を目指し、東京学芸大学に入学。
大学の作曲科の先生や生徒の作品発表を手伝う中で同時代の音楽を演奏する。
大学院修了後は、西村朗、藤枝守らの日本の作曲家を中心としたプログラムで、日本のみならずアメリカ、ヨーロッパで演奏を行う。 また、金子仁美、伊左治直らの若い作曲家への委嘱初演も積極的におこなう。
長いことコンセプチュアルな現代音楽にのめりこんでいたが、ある日突然フラメンコと出会い、そのストレートな心情表現に衝撃を受ける。 小島章司、鈴木敬子らのフラメンコ舞踊家との共演を通じ、スペイン音楽がレパートリーに加わる。
以来、森脇裕之らメディア・アーティストとのコラボレーション、建長寺をはじめとする日本の建築物や野外など、コンサートホールではない「場」での、音楽空間演出など、独自の道を切り拓くピアニストと評価を受ける。
9年前にプロデューサーの笠原孝夫氏に出会い、CDとコンサートを含む総合プロジェクトを開始する。

音楽プロデュサー 笠原孝夫さん
12歳よりクラシックギターとピアノを学ぶ。
入学した男子校の合唱部に強制的に引っ張られ、曲目をパレストリーナ、モンテヴェルディなどに一新し、指揮をする。
その後、興味は芸術、文学、哲学などに広がる。
大学は英文学専攻だったが、フランス文学・哲学、現代芸術を中心に様々なものを齧るも、就職時には、〈売り〉である音楽を活かし、当時最大手の音楽事務所に勤務する。
そこでの世界的な巨匠たちとの運命的な出会いにより音楽に舞い戻り、プロデュースの世界にハマる。
1980年自らの会社を立ち上げ、オリジナル楽器によるバッハの3代宗教曲一挙上演、タン・ドゥンの新マタイ受難曲初演など意欲的な企画を実現。

古楽、現代音楽、ギター、民族音楽、舞踊、知られざる作品の紹介など、幅広いジャンルのディープな世界の企画制作に携わる。 現在は、フリーのプロデューサーとして、今回の門光子さん、フォルテピアノと指揮のインマゼール、ギターのイョラン・セルシェル、ジョン・ウィリアムスなど、何人かのアーティストの総合的プロデュースを手掛けている。

Across The Universe: 門光子