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林田直樹のカフェ・フィガロ

GUEST

ピアニスト エフゲニー・ザラフィアンツさん
photo by Tadahiro Tonomura

ピアニスト エフゲニー・ザラフィアンツさん

Pianist Evgeny Zarafiants

今回は、日本やドイツを中心に活動するロシア出身クロアチア在住のピアニスト、エフゲニー・ザラフィアンツさんをお迎えします。通訳は一柳富美子さんです。

エフゲニー・ザラフィアンツさんの演奏のお話を中心に、日本語をはじめ数多くの語学を学ぶ理由、日本語の言語の特性などについても伺います。

プロフィール
エフゲニー・ザラフィアンツ 1959年ロシアのノヴォシビルスクに生まれる。音楽家の両親のもとで育ち、6歳からピアノを父に学び、8歳からはモスクワ音楽院付属中央音楽学校でエレナ・ホヴェンに師事、幼少より天才的な才能を発揮し、1975年にはグネーシン音楽学校に進む。しかし、青年の純粋さゆえに招いた不本意な出来事に遭い、南ウラルのオルスクへと移され、モスクワ音楽院への道が閉ざされるという悲劇を味わっている。

1979年にはオルスク音楽院を首席で卒業するが、一切の演奏活動の機会は与えられなかった。1980年ゴーリキー市のグリンカ音楽院に再入学、首席卒業後、大学院でも研鑚を重ねている。ここではイリヤ・フリートマンに師事。この間、全ロシア・コンクール、ラフマニノフ・コンクール等で入賞し、ようやくロシア国内での演奏活動を行うようになったが、その素晴らしさが国外に伝えられることはなかった。ザラフィアンツの名前がようやく人々に知られるようになったのは、1993年ポゴレリッチ国際コンクール(米カリフォルニア州パサデナ)で第2位入賞を果たしてからのことである。以来住居はクロアチアに構え、ドイツや日本を中心に演奏活動を行っている。日本には1997年以来度々来日し、東京をはじめ全国各地でコンサートや公開講座を行っている。

2004年にロシア・フィルハーモニー交響楽団と、 2005年にザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団と共演したほか、室内楽の分野でも力量を発揮し、2007年にはザグレブ弦楽四重奏団とのシューマン、ブラームスのピアノ五重奏でも絶賛を浴びた。2006年よりザグレブ国立音楽院講師に就任。

レコーディングも活発に行っており、日本ではALM RECORDS(コジマ録音)より13枚のCDをリリース。『レコード芸術』誌で特選盤に選ばれるなど、高い評価を受けている。さらに、NAXOSからも 3枚のCDをリリースし、特にスクリャービン「前奏曲第1集」は、イギリス『グラモフォン』誌の月間ベスト10に選ばれるなど、常に注目を浴びている。 2005年『音楽の友』誌にて、世界の注目されるピアニスト100人に入るなど、ザラフィアンツの聴衆の魂を揺さぶる精神性の高い演奏は、毎回大きな感動を与え、熱烈なファンを増やし続けている。

公演情報
『ザラフィアンツ つくば ピアノ・コンサート』
会場:つくばノバホール
日程:2009年11月3日 14:00開演(予定)
詳しくはこちらから
BGM

■6月2日放送

『間奏曲 op.117-1』
作曲:ブラームス
演奏:エフゲニー・ザラフィアンツ(ピアノ)
『ピアノ.ソナタ第1番 第3楽章』
作曲:グラズノフ
演奏:エフゲニー・ザラフィアンツ(ピアノ)

■5月26日放送

『ピアノ.ソナタ第15番「田園」 第4楽章』
作曲:ベートーヴェン
演奏:エフゲニー・ザラフィアンツ(ピアノ)
『エリーゼのために』
作曲:ベートーヴェン
演奏:エフゲニー・ザラフィアンツ(ピアノ)

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